先輩社員インタビュー

構想から実現までのワクワク感

W.N

Chapter.01 入社動機を教えてください。

「理系の知識を活かせること」「地元に貢献できること」の2つを軸に就職活動を進めていた中で、東北芝浦電子の説明会に参加したことがきっかけでした。

サーミスタについては大学の講義で学んでいたため基礎知識は持っているつもりでした。しかし説明会で話を聞いたところ、考えていた以上に幅広い分野で活用されていることを知りました。愛着のある地元で自分の強みを活かし、世界中で使われる製品を作ることに貢献したいと考え入社を決断しました。このほか、学生時代には理系大学を卒業したら首都圏に出て働くのが当然というような風潮もあったので、その風潮に中途半端に引きずられたくないという思いも入社を後押ししました。

Chapter.02 東北芝浦電子で働く魅力を教えてください。

若手社員の意見であっても積極的に業務に取り入れられることが東北芝浦電子の魅力です。

その一例が業務改善プロジェクトである「PK改善活動」です。東北芝浦電子では勤続年数や肩書きに関係なく、だれでも改善の提案を出すことができます。(むしろ若手社員は入社して日が浅い分客観的な視点で業務に触れられるため、斬新で効果の大きい改善アイディアが生まれることもあります。)

提案にあたっては必ずしも効果が大きい改善である必要はありません。効果がごく小さくても改善アイディアを出すことやチャレンジすることが重要視されます。全員参加の小さな取り組みの積み重ねで、製品の付加価値の向上や就業環境の改善を実現しています。

Chapter.03 仕事のやりがいを教えてください。

構想が図面に、図面がパーツに、パーツが組み合わさって設備になる、というプロセスを間近で見られるワクワク感がFA業務の醍醐味です。こんな動きができたらいいな、この作業が楽になったらいいな、という頭の中の構想をいかにして実現するか考えるところからスタートしますが、ときには自分にとって未知の新しい技術に挑戦することもしばしばあります。失敗のリスクや事前検証を乗り越えて取り入れた工夫に対して、使用した製造担当者から感謝を伝えられるたびにチャレンジして良かったなと感じます。

Chapter.04 求職者に向けてメッセージをお願いします。

他人の意見に耳を傾けることや物事の仕組みを観察して興味や疑問を持つことはとても重要です。新しい考え方や違う考え方に触れる機会を多く経験することで広い視野を持つことができます。一方で、自分ひとりの視点だけでは先入観や固定観念から抜け出すのは簡単ではありません。洗練された発想を生み出す訓練として、身近で取り組みやすいところから意識してみてください。